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正しい心で正しい営業をすれば売れる

正しい心で正しい営業をすれば売れる

嘘をついても商談機会を得ようとしている!?

マーケティング
設立した「(株)ミスピーってどんな意味?」とよく聞かれますが、

やっとホームページでお見せ出来るようになったので良かった覗いてくださいね。

https://misp.co.jp/

今回は「嘘をついてでも商談機会を作ろうとする会社」のお話です。

自動音声アンケートで効率良い見込み顧客を絞る事はいいのか?

最近着信のあった電話に出ると、

自動音声でアンケート調査への協力依頼が増えてきたと思いませんか?


「現在〇〇を利用していますか?」


「今後〇〇を導入してみてもいいと思いますか?」などの内容。


膨大な数の電話番号リストから見込み顧客の洗い出しが出来るという意味では、

とても効率の良い手法だと思いますが、

電話発信元の団体や企業が存在しない!というケースも多々あります。


実在する企業からしっかり依頼を受けて電話アンケート実施をしていれば、

全く問題もなく効率の良いやり方だと思います。

嘘をつくよう営業マンに指示する会社の話

下記はなかなかびっくりするような嘘をつく営業電話を指示している会社事例です。


ある日、秘書代行サービスを利用しているP社に、電話がありました。

受電した女性からP社社長に下記のような伝言がありました。

「御社と契約しているわけではないのですが、

現在お話しを進めているタイアップ企画の件、

とお伝え頂ければお分かり頂けると思います。

電話があった旨をお伝え下さい」との事。


調べてみたら明らかに知らない会社名と名前だそうです。

このようなテレアポはどのような営業プロセスを踏んでいるのか?

どんな落ちがあるのか?

実際にどのようなタイアップ企画なのか?

興味本位で折り返し電話をされたそうです。 


結果、やはり営業電話(テレアポ)でした。

話を進めても全く「お話しているタイアップ企画」の話などは一切出てきません。


結局この会社のサービス内容は「SEO対策」の会社でした。

それはどのような仕組みですか?と突っ込んでもSEO対策には触れられず

「少しでの良いので会ってください」の一点張り。

SEOに対する知識はなさそう。。

SEO対策の専門家であればテレアポする必要はありませんよね。

一通りお断りされた後、肝心の「伝言頂いているタイアップ企画の件」を尋ねたそうです。 


以下はその時のテレアポの方(Aさん)とのやり取り。

Aさん 「以前にお話をしておりました件です」

P社  「それはAさんが私と話したと言うことですか?」

Aさん 「社長様ではなく、社員の方といろいろお話しをしまして・・・」

P社  「それは誰ですか?」

Aさん 「・・・名前は忘れてしまいました。。」

P社  「男性ですか?女性ですか?」

Aさん 「ん・・・、、男性です」


・・・P社には男性社員がいらっしゃいません。。


依頼している秘書代行サービスの方には女性しかおらず、


かかってきた電話の内容をじっくり聞いたりやり取りする事はまずありません。


P社   「ちょっとぶっちゃけて聞いていいですか?全て嘘ですよね?アポを取るための」

Aさん  「嘘ではないです、、、」

P社   「どのあたりが嘘ではないですか?」

Aさん  「・・・・・・・すいません。」

P社   「そのやり方は自分で考えたんですか? 会社のマニュアル?」

Aさん  「・・・会社のマニュアルです、、、、」



Aさんは爽やかないい声でいい感じのフレッシュさがあったので、

しっかり営業マンとしての育成をして真面目に正しくテレアポをしたら上手くいくのに、、

と残念に思われたそうです。 もったいない。。



厳しい事を言いますが、これは良い人材を潰しているといっても過言ではありません。

併せて会社ぐるみで嘘を勧める営業をさせているので

「営業職」のイメージが悪くなるのだとも思います。



嘘は絶対にダメです!それを良しとしている会社は余計話にならない程ダメです!


最近、10年近い実刑判決をうけた詐欺会社の高齢の会長は、

もちろん自社が嘘をついている事は知っています。

ただ、そんな会社であっても社員は実態を知らず、

お客様にメリットがあると信じて営業していたそうです。

社員にまで、、と唖然としました。



営業マンは自信を持てるまでサービスを研ぎ澄ませ、

サービスを愛し、顧客受け取れるメリットや収益のお話を実直にお伝えすると

テレアポは勿論の事、顧客からの信頼度は沢山得られます。

顧客を身内と捉えてみる

営業マンのあなたの身内や大事な人が、仮に顧客・商談相手だと仮定してみて下さい。

それでも、今やっているような営業活動をその人に対して出来ますか?

これは自分の活動の大きな判断軸になるひとつです。

「母親にもこんな事するかな?」「大切な幼馴染にこんな嘘つくかな?」

自問自答することで、おのずと答えが出てきます。

ブランド棄損で会社が潰れる

顔のひろい、色々な業種の方と繋がりを持つ今回のP社社長は

テレアポAさんを勿体ないと思ったのでこのSEO対策会社に対する

社名などは拡げる事もありません。

ただし! P社様はこの会社と将来一緒に仕事をする事はないでしょう。

じっくり作り上げたブランドが一瞬にして壊れてしまうような

「ブランド棄損」は会社を潰してしまう事がよくあります。 



営業マンは、誠実に実直にお客様と向き合う事、

分からない事をごまかさない、その場をやり過ごさないなど、

真面目にやりましょう!

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